捻挫はどれだけ気を付けていてもやってしまうときはやってしまいますよね。
「グキッ」
となったらまずは氷水で冷やしましょう。
やっちゃってから24時間〜48時間はドンドン腫れてくる時期です。しっかり冷やして腫れを小さくしておくと後々治りが良いですよ。
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2,30分で冷やすのを止めてしまっている場合が多いんですが、やっちゃってから24時間〜48時間ぐらいはなるべく冷やしておいてくださいね。
冷凍庫にキンキンに冷やしておいた保冷剤を使うのはやめましょう。凍傷の原因になることがあります。
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腫れの状態にあわせてある程度の固定はしておくと良いです。包帯やテーピングなどを使うのが便利ですよ。締め付けすぎると、痛くなるので加減してくださいね。(それが難しいんですけどね、、、)
最も一般的なのは安静、固定。
通常約3週間程度、安静、固定で歩ける程度に治ります。
その後リハビリを重ねて動けるようにしていきます。
(求めるレベルや年齢により期間は様々です。)
積極的に回復を促したい場合は微弱電流治療
スポーツ選手の場合はほぼスタンダードとなっている治療法です。
痛めた初日からケアができるので早期の復帰を目指すためには必須になります。
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主な微弱電流治療器はソーマダインかアキュスコープ
レスリングを代表にスポーツに力を入れている至学館大学ではソーマダインが導入されているようですし、中日ドラゴンズにはアキュスコープが導入されております。その他公式には出せなくても多くのスポーツで導入が進んでおります。
一般的ではないのですが、、、
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ちなみに当院では
アキュスコープによる治療を行った後、テーピングや包帯などを使った固定を行います。
とにかく最初の1,2週間が大切です。早く治したい場合はなるべく毎日の通院がオススメとなります。
「アキュスコープとは?」
アキュスコープはATP再合成を促し組織の回復を高めることができます。
ちょっとわかりづらいですが、捻挫のように急に痛めてしまった症状に対してその日から治療ができます。
アキュスコープは中日ドラゴンズの選手たちも使う本格プロ仕様の治療器ですが
整形外科ではまれにしかおいてありませんし、接骨院でもなかなか置いてありません。
「どうしてアキュスコープを使っている院が少ないの?」
アキュスコープは高いんでね。。。営業的には???なんですよ。
安静にしておいてもある程度治るのにわざわざ高い機材買ってその機材を使いこなすための研修もして、それですっごい儲かるようになるわけじゃないのによくやるね。
と考えている先生の方が一般的なんですよね。