突き指の症状、処置、治し方


突き指は誰でも1回はやったことありますよね。

 

私が小さい頃は「引っぱっとけば治る!!」とかよく言われましたね。(笑)

今でこそ「アレでよく治ったなあ〜」と笑い話にできますが、、、

 

 

突き指したら、とりあえず氷水で冷やしてくださいね。

やっちゃってから48時間程度は冷やした方が良いです。

 

子どもの指など小さくて細い場合は、最初の20分は氷水で冷やし、あとは熱さまシートで代用してもOKです。但し、色々と使っちゃうと思いますので時々氷水で冷やしてあげてください。

 

引っ張っちゃダメですよ。


よくある症状の変化


「初期(負傷から3日以内)」

突き指してから48時間〜72時間程度は腫れが強く出てくる時期です。

まずはこのタイミングで冷やすのが大切です。

 

「中期(3日〜21日)」

その後、徐々に自然に回復していきますが、ムリに使うと悪化します。なのでテーピングなどで固定を行うと良いです。

 

「後期(21日〜)」

子どもならスグにスムーズに動くようになりますが、大人はココから実は大変です。

指がかたまって動きが悪い状態なので徐々にリハビリして動きを戻していきましょう。


接骨院、整形外科を上手に利用するポイント


骨折が心配な場合はまず、整形外科でレントゲン診断を受けておきましょう。

 

「ゆっくり治していければOK」という場合。

安静固定が基本内容になります。初回にレントゲン診断を受けておくと安心ですね。

テーピング等で固定し回復を待ちます。

7日〜21日後から動かしはじめ、指のリハビリをおこなってくださいね。

 

「積極的に加療を加えていく場合」

マイクロカレントと呼ばれる治療器での加療がオススメ。メーカーは色々ありますがアキュスコープかソーマダインを使って治療してくれる院がオススメです。当院ではアキュスコープを使って治療を行っております。

 

*マイクロカレントとは?

組織の回復を補助する作用が期待できる電気治療。スポーツ選手のように早く回復させたい状況の場合は一般的な治療方法です。アキュスコープは中日ドラゴンズの選手も愛用する本格プロ仕様の治療器です。

詳しくはこちら(中日の選手の記事もありますよ)

 

「ビリビリ系の電気は要注意」

低周波や干渉波などビリビリさせる電気治療を使って治療をおこなう院はあまりオススメできません。電気刺激で痛みの感覚を麻痺させるのが目的の治療であり回復を補助しているわけではないからです。痛み止めのようなものですね。(疼痛緩和治療のうちの一つ)

 

*低周波や干渉波を突き指のような状態のときに使用すると、傷口をグリグリやっている様な状態になるので、症状自体は若干悪化します。電気刺激で痛みは和らぎますが、、、

 

*一般的な治療はどちらかと言えばこちらの内容になります。


やっぱり早めの治療開始がオススメです。


突き指は、レントゲン診断だけ受けといてあとは、ぐるぐる巻きに固定して治るのを待つ。

 

という方法でも確かに治りますが、できれば治療を受けた方が早く確実に良くなります。

 

骨折が心配な場合は整形外科で一度レントゲン診断を受けておくと安心ですね。

その後の治療はおまかせください。

 

整形外科医は診断のプロ、トレーナーはその後の治療、リハビリのプロです。上手に利用してくださいね。

 

当院はもちろんアキュスコープ完備でケガをしてしまった日から治療開始が可能です。

アキュスコープについて詳しくはこちら(中日の選手の記事もありますよ)